▲ Day 18: .dockerignore の完全攻略(.git や bin/obj を除外して爆速ビルド) 🐳 皆さん、こんにちは! Docker/コンテナ実践講座の専任講師です。 前回(Day 17)では、SDKイメージとRuntimeイメージを分離してイメージサイズを劇的に軽量化する「マルチステージビルド」をマスターしました。 しかし、現場で実際に docker build を叩いていると、こんな違和感に直面したことはありませんか? 「ソースコードを1行直しただけなのに、ビルド開始時に何十秒も待たされる…」 「PCのファンが爆音で回り、ギガバイト単位の転送中プログレスが表示される…」 その元凶こそが、今回攻略する 『ビルドコンテキスト(Build Context)への不要ファイルの無差別転送』 です! 本日学ぶ .dockerignore は、ビルド速度を秒速化するだけでなく、Git履歴や認証鍵の漏洩を水際で防ぐ 現場の絶対必須スキル です! ① 導入・本日の達成目標 Docker初心者が最も陥りやすい落とし穴が、「 .dockerignore を作らずに docker build . を実行してしまうこと」です。 この設定を怠ると、Gitの膨大なコミット履歴( .git フォルダ)や、Windowsローカルでビルドされた巨大な bin/ ・ obj/ フォルダ、さらには秘密情報を含む開発用設定ファイルまで、すべてがコンテナのビルド領域に無防備に送り込まれてしまいます。 本日の講義を終える頃には、以下の3つの目標を完全にクリアできるようになります。 ビルドコンテキスト転送の仕組み を理解し、なぜ .dockerignore がビルド爆速化に直結するのかを...