ちょっち古いですが・・・
改めて感動したので貼っておく。
のっち小6の作文。
Perfume のっち作文
「今日は将来の私にこんにちはしてみます」と始まっています。
この作文から読み取れるのは、まず明確な「夢」を持っている事。
「歌手になりたい」という大きな夢を語っています。でも、それは普通の子供も持っている夢です。
次に、読み取れるのが歌手になる事でどんな価値を人に与えられるかをちゃんと考えていると言う点です。歌手としての存在意義にあたる部分を既に小学生の時点でちゃんと持っていたんですよね。企業で言うと「理念」にあたる所です。これは本当に驚くべきことだと思います。
普通、子供なら「歌が好きだから」とか「目立つことが好きだから」と自分の視点で夢を思うのが普通です。
でも、「自分の歌で人をはげましたり、感動させたり、楽しい気持ちにさせたりしたくて、歌手になりたいと、思っています。」と自分が人に何を与える事が出来るのか?歌手として存在意義を見ています。この時点でただの夢ではなく、もっと具体的な目標になっていたんじゃないでしょうか。
そして、素直さ。
先生の一言一言ちゃんと聞けている。
それが自分の未来へ繋がると信じられる素直さ。
これだけ素直に人の話が聞けると言うのは、凄い吸収力だったと思います。
そしてこの素直さがあればこそ、「自分が楽しくて~この仕事はやっていけん」と言う先生の言葉を理解し、先に書いた自分の歌手としてのビジョンが描けたんだと思います。
最後に、厳しい現実を知っている。
成功する人は5人に1人と言う現実を理解して、その2割の中に入るための努力を続けている。
現実を知っているからこそ甘えがなくなり、努力したんじゃないかと思います。
そしてお母さんの優しい言葉が精神的な支えになってたんでしょうね。
この作文から非常に強い意志で自分の夢をそして存在意義を明確に持ち、その夢に向かって素直に努力を続けていた小学生だったんだなぁと、本当に胸が熱くなる思いでした。この子は成功するよ。社会人になったって漫然と過ごしている人も多いと言うのに、本当に凄い。
夢だけではなく、明確な自分の存在意義を描くことで、自分の道として捉えて、素直に謙虚に打ち込む。これこそが成功への近道なんだと強く思える作文です。
最後の
「どうですか。将来の私は、歌手になっていますか。」
素直でまっすぐ未来を見ていた少女は、今その答えを知ったんですね。
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